50年以上の歴史がある治療法。 技術と実績を見極めて病院選びを
歯科インプラントは〝第二の永久歯〟とも言われ、自分の歯のような噛み心地をとり戻せるなど多くの利点があります。アメリカでは歯がない部位の治療時には第一選択肢になるほどで、半世紀の歴史を持つ技術的に確立された治療法です。現在はCTスキャナーで顎の立体画像を作り、精密な治療プランを立てた上で手術に臨めるなど、治療方法がさらに進化。成功率は格段に向上し、手術時間も短縮され患者さんの負担は大幅に軽減されています。技術と経験のある医師及び医療チームが治療を行えば、前述の事故の多くは防げたと思われます。一方で、患者さんの顎の状態によってはインプラントに適さないケースもあります。その場合は抜歯せずに自分の歯を残す治療など、患者さんの希望や将来性を考えた提案が求められます。技術と実績があり、どういう場合にインプラントが適しているか的確に判断ができるクリニックに相談されることをおすすめいたします。