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第1回「歯周病」を治せば糖尿病が良くなるって本当!?

定年後を楽しむはずが、まさかの「糖尿病」に…。 さらに最近は、口臭もでてきて「歯周病」の追い打ちも…。

定年後は妻と温泉に行ったり、美味しいものを食べ歩いたりする夢がありますが、半年前に糖尿病と医者に指摘されてしまいました。治療開始し改善してきましたが、まだ不安定な状態です。さらに最近、入れ歯が合わなくなり口臭もすることから、歯周病なのではと気になり始めています。これでは定年後の旅行や食べ歩きも楽しめなくなると悩んでいたところ、先日テレビの健康番組で歯周病を治せば糖尿病が良くなると放送しているのを見ました。本当なのでしょうか?

63歳 会社員 男性

糖尿病が招く歯周病の発症にご用心

病気に感染しやすい糖尿病患者にとって、細菌感染症の一種である歯周病は第6の合併症といわれています。歯周病の初期は痛みがほとんど無いので、気付かないまま静かに進行します。その上歯周病菌が出す毒素は口から全身を巡りインスリンの働きを妨害、糖尿病をさらに悪化させてしまう—まさに負のスパイラルで両方の病気を悪化させてしまうのです。

旅行や食べ歩きを楽しむためにまずは歯周病を改善しよう

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歯周病治療は「お口の不快事項の改善(口臭、出血、歯のぐらぐら等が無くなる)」のみならず、2つの効果があると考えられています。1つは、歯肉が引き締まり、良く噛めるようになることです。糖尿病の方にとっては、よく噛んで食べることで、糖が穏やかに吸収され血糖値の急な上昇が緩和される効果があります。もう1つは、最近では歯周病菌の毒素を減らすことで、インスリンの働きや血糖値の改善が見込めることも分かってきました。このように歯周病治療は、糖尿病の治療にもよい影響を与えてくれます。歯が良くなって糖尿病も改善できれば、旅行に行ったり食べ歩きするセカンドライフも実現できることでしょう。美味しいものをよく噛んで楽しむために、歯科治療にも目を向けてはいかがでしょうか。

※本記事は一般的なものであり、個別の状況に全て当てはまるとは限りません。
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